勉強

現代文読解への道(0)~はじめに~

今まで塾で授業をしてきて、算数や数学の得意・不得意というのは

―単純に問題にトライして練習してきたか―

が大きな比重を占めていると感じています。

しかし、国語って個人差ありますよね。数学できるかと思いきや、なんだか国語全然じゃん!!みたいな子もいます。

 

何が原因なの?

 

今日はその部分について深堀りしていこうと思います。

 

国語(現代文)が苦手って?

 

そもそも国語(現代文)が苦手って何?漢字が覚えられていないというような単純な問題ではなさそうですよね。

よく言われる、本を読んでいないこと

それは間違いなく苦手の大きな原因の一つだと思います。

でもただ単に読んでいてはもったいないです!!

 

受験で使われる文章は決まっている?!

 

一般の方だとおそらく

えっ???

ってなっているのではないでしょうか。

 

だいたい想像つきますよって言ったら、どれですか??って絶対に聞かれるのですが・・

 

じゃあ逆に聞きます!

受験問題を作成する人としては、どんな文章を選ぶと思いますか?

例えば、恋愛小説を問題に出して、この時男性はどう思っているでしょうか?

えーっと、付き合いたい。

みたいな問題がでるでしょうか?

 

いや、でませんよね。

 

例えば、教育のこと、環境破壊のこと、人間関係のこと、思考方法などなど、

まあ、感情の浮き沈みがないような、ファクトに基づく、論理的な文章を選ぶに決まっているんですよね。

さらに、右・左とかに偏った文章も絶対選ばないですよね。

 

つまり、問題作成に適した文章を書かれる筆者がいるということです。

 

学生の方に読んで欲しい筆者3選

 

そうなんです。問題にでてくる筆者として、今私の頭に浮かぶ人でおよそ50人程。

それだけでも過半数の問題の筆者を知っていますし、その人の考え方もその筆者の本を1冊きちんと読み込めば理解できるはずです。

問題を読む時に題名を見ましょうとよく言われると思うのですが、これからは必ず筆者も見てください。

 

そして、この内容いいなと思ったならば、迷わずその本を購入し、さらには違う作品も読んでみて下さい。

少なくともその問題には取り上げられている筆者です。今後も問題に出てくる可能性は多いにあります。

 

 

①外山滋比古(とやましげひこ)

私が初めて読んだのは「思考の整理学」

実際の高校入試問題にも採択されていて、言語学者としての作者ならではの視点も感じられます。

 

②池内了(いけうちさとる)

尊敬する寺田寅彦の思考を現代に繋げてくださっている、物理学者。

私が問題作成者であれば間違いなく彼の作品を選ぶ。

「物理学と神」などは、どの部分を抜粋しても良問が作れそうだ。

「なぜ科学を学ぶのか」などなど。

 

③西内啓(にしうちひろむ)

統計家である彼の作品は興味深い。統計学の知識が日本人には足りていない。

それもそのはず。私(現在30歳)であれば統計学として義務教育で学んだのは、平均値だけだった。

しかし今、統計学が義務教育の中で学ばれるようになり、高校数学でも指導要領の中に盛り込まれている。

彼の作品に関してはまだ、問題としてはほぼでていない。また少し問題作成も難しいような印象である。

しかし、問題作成に慣れているベテランの作成者には彼の作品をオススメしたい。

 

おすすめの作者を挙げればキリがない。

しかし、今回、かなり頻出の作者2人とこれから問題作成に間違いなく西内氏の作品は選ばれていくだろうと、私は確信している。

 

本を読む時の視点

さあ、いざ本を読むとなると、どのように読んでいくかなど悩まれる方がいると思います。

今回、読み方について記載していきます。

 

私は3日に1冊は読むペースで本を読んでいます。

ビジネス系・知識系などなど、正直、小説はあまり読みません。

 

本を読むときの視点は

 

①筆者の考え方を学ぶ

②筆者の書き方を分析する

③問題に使えそうな所はないか

 

この3点です。

さすがに塾講師でない限り、③の視点は必要ないかなと思えるのですが、①②に関しては、中学生・高校生には真似して欲しい部分になります。

 

書き方の分析

 

書き方の分析ってなんだよと思われた方!

筆者の論じ方にフォーカスしてもらいたいんですよね。1冊で2度味わえるんですよ。

論じ方というのは、基本的には筆者の意見・考えがあって、それを結論づける理由を並べていくんですよね。

で、結論を書く。

所謂、数学の証明と同じなんですね。

全部、その過程なんですよ。

 

その書き方の分析を行うと、自分で文章を書くときにめちゃくちゃ役立ちます!

小論文対策も一緒にできちゃうんですよね。

 

おわりに

国語がなんだか苦手だな。。と思っている人は闇雲に本を読むのではなく、良本を深く読む・分析することがおすすめです。

ここまで読んで下さった方には少しでも国語が解けるようになったと思ってもらいたいのでぜひ、チャレンジしてみてください。

 

お薦めの本、リンク貼っておきます。



486 thoughts on “現代文読解への道(0)~はじめに~

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