大人の学び直し

社会人の大学進学について

このタイトルに興味を抱いてくださっているということは、「学び」に興味を持ってくださっているのだと思う。

 

唐突ですが、社会人になってから、大学進学をする人がどのくらいいるかご存じですか?

ちなみに私が通っていた大学では、やはり理系分野には社会人の方が少なかったですが、文系分野には社会人の方が1つの授業(40人くらい)の中に2~3人はいたような、そんな印象です。

次のグラフをご覧ください。

25歳以上の入学者の国際比較
25歳以上の入学者の国際比較

>文部科学省 社会人の学び直しに関する現状等について資料3 より

 

私自身も現在進行形で進学を目指しているため、環境的にも、周りの人で進学している人はいます。しかしこのデータから読み取れることは、大学入学者のうち25歳以上の割合は、OECD(経済協力開発機構)各国の平均は約2割に達しており、社会人学生も相当数含まれる一方、日本人の社会人学生比率は1.9%と低いこと。

そこから発展して、考察していく。

それでは高校卒業してからそのまま大学に進学する学生が多いのかというと、そうでもないのだ。

2017年のデータでは、専門学校を含めた高等教育機関全体への進学率は80%と、OECD平均の66%をはるかに上回る結果となっているが、学士入学となると、50%となり、OECD平均の57%を下回る結果となっている。

>文部科学省 高等教育の将来構想に関する参考資料  より

 

このような形でデータを集めてみると、単純な結論に至る。

日本人には勉強が足りていないのだ。

 

進学に関して、今は多くの助成金を税金から捻出しているが、果たして本当に必要なものなのだろうか。

進学してもらう目的は勿論、そこで学習したことを生かしてクリエイティブな仕事をし、税金を納めてもらう。それがセットになっているはずだ。

しかし学生視点で考えたらどうだろうか。学費ほとんどかからないから行っておこう・高校卒業後、働くのめんどくさいしな。などと言った怠慢による選択をしている者も多い。

また教育機関も生徒集めがしやすくなった。そこからの教育機関自体も傲慢になっている様子も感じられる。

学費の一部が免除されるから行かないと損みたいな風潮までも生まれつつある。

もっとまともな施策はできないものだろうかと考える若者は何も言わずに海外へと出て行ってしまうのだ。

何でもかんでも免除したらいいというものではない。優秀で研究を続け、そして日本のために行動してくれる若者に対してお金を出すべきだと思う。

 

そして昨日のニュースで日本の人口が1年で50万人減少したという記事が出ていた。

日本人は1億2427万1318人となり、前年に比べ50万5046人(0・4%)減少した。

もう歯止めがきかないというよりも歯止めをきかす気がないのだ。

50万人というのはおよそ鳥取県の人口にあたる。

この現実を聞いてもまだコロナコロナと騒ぐ様子を見ると情けない気持ちでいっぱいだ。

 

話を戻すと、日本人の学びが足りない。学びの欠如というものは明らかに国力の低下を意味する。

なんとなく、日本人というだけで少し裕福なイメージだったがこれからは違う。

名著であるファクトフルネスに書かれていたように、世界は飢餓や多くの社会的問題から回復しつつある。確かにまだ今の日本には及ばないかもしれない。しかし世の中の発展はインターネットの登場により、急加速しているのだ。日本が世界の中で平均以下となっていくのも、もうすぐかもしれない。

 

多くのもっと勤勉な国の人と同じ土俵で戦うことを意識しなければ、あっという間においてけぼりになるだろう。

 

本来、日本人は勤勉なのにどうして学ばないのか。

個人個人の問題も勿論あると思うが、それ以上に、仕事が長すぎるというのが社会人の学ぶ機会を奪っている一つの原因だと思う。8時間で終わる、もしくは会社で研修(意味のある)の機会などがあればいいのだがそれも少ない。

しかし今の日本には5時間程度の労働では雇われている状態ではパートや派遣といった雇用形態になるかもしれない。

日本人の真面目だが学ぶことよりも先にブラック起業に搾取されているような構図はかんぜんに負のループ。

 

私たち自身が学び始めなければ何も始まらない。

子どもたちに期待しすぎるのではなく、自分たちも変わっていきたいところです。

学び直しのために通学する必要は勿論ありません。

読書をしたり、子どもと一緒にもう一度勉強してみたり。

もしくは通信課程の大学などに入ってみるのもいいかもしれません。

 

通信課程に関しては私自身もずっと興味を抱いていたものになりますので来年には入学し、報告できたらと思っています。

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