人生の歩む道

自分を受け入れる強さ

自分のことをきちんと受け入れられていないのは他人よりも自分であることのほうが多い。

勉強だけでなく、その他のことに対しても。

走るのが遅いとか、アピアランスの問題だとか。

そこに対してどこかで納得することはとても重要だと思っている。

丁度思春期の頃、テレビを見ているとキレイな海外の女優さんのコメントで心に残っている言葉がある。

「いろいろ着飾っていてキレイにしてもらっているけれども、本当の自分には自信のない部分ばかり。でも、今はそれを受け入れているというよりかは自分の外見との決着はついている。つまり、折り合いがついたということよ。」

この言葉を聞いた時に、決着がつくという言葉にとても関心を寄せたことを覚えている。

自分自身をしっかりと客観的に捉えられているこの描写に、素敵だなと思った。

「受け入れる」という言葉をいろいろな場面でよく聞く。これは自分自身もこの言葉を使うのは簡単だが、実際に何かを受け入れるのは、はるかに難しいのではないだろうか。

そう考えてみると、今までの人生の中で受け入れてこれたものとはなんだろうかと思うくらいだ。

「受け入れる」のではなく、「そうであると認識する」という言葉のほうが、感情的にならずに済むのではと思う。

勉強面においても同じである。

計算ミスをしないように気を付けるのではなく、

自分は計算間違いをする傾向があると認識しておくことが重要だと思っている。