我慢しなさい。
このフレーズを私はあまり好きではない。
なぜかというと、我慢をする人は我慢をすることが当たり前だと思っているが故に他人にも我慢を強いることになるからだ。
我慢を強いるということは、残念ながら、相手の気持ちを思いやることは決してできない。
自分がやっていることは相手もやるのが当たり前。
常に自分本位の考え方から抜けることは決してできないだろう。
幼い頃にケガをすることでその痛みがわかるから友達を傷つけたりしないという考え方とは少し違うだろう。
我慢は自分自身で行うもの。
だからこそ努力できるのであって、その我慢の代わりに何かを得られた時、大きな喜びへと変わるのだ。
決して相手に強いるものではない。
他人から強制された我慢で何かを得られることなど、到底できないのである。
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