自分が思ってもいなかった不幸に見舞われた時に、なんでこんなことになるのかなと思うことがあるだろうか。
しかし、この人生の中で起こりうることは全て中立であることを覚えておかなくてはならない。
自分の境遇と他人の境遇を比較して、なぜ自分だけ。という気持ちになってしまうこともあるだろう。
不幸に見えることでも、それは次に起こる予定であったさらなる不幸を防いでくれているのかもしれない。
大切なのは、それは自分から見て、ただ不幸に見えているに過ぎないということだ。
自分の身の回りに起こりうる不幸はたいていの場合、不可抗力であり、自分の力ではどうすることもできなかったことが多い。
また、たとえ、ある時期の自分の間違った判断であったとしても、当時の自分なりの考えや根拠があっておこなったことであるから、どうしようもないことである。
つまり身の回りに起こりうることは全て幸も不幸もない、中立の出来事・事実であるに過ぎず、今自らが求める幸福は、実際その夢が叶ったとしても、それもまたその立場になってみると、中立のことなのである。
仏教の教えには共感するところが多々あり、天才バカボンは本当に素晴らしい作品だなと思うものである。
バカボンの言葉、「これでいいのだ」はいつまでも私の生きる指針となり続けるだろう。
2 thoughts on “人生で起こることは全て中立”
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