ブルーバックスの本の中で一際目立つこのタイトル。
素粒子物理学を専門とする三田一郎教授の著書。
元々ブルーバックスは講談社が科学をあなたのポケットにをテーマに数々の一般的なサイエンス本の出版をしているもの。
自身も、自分の専門外のサイエンスについての知識を得るとき必ずブルーバックスをチョイスするようにしている。
初めてブルーバックスシリーズを購入したのは中学2年生の頃だったかと。
十分、中学生でも理解できる程度の内容である。まれに大人でも難解の本もまぎれてはいるが・・
それはさておき、この本はかなり異色であると言える。
今まで神の存在を信じてきたヒトは、科学の進歩を嫌った。
なぜなら科学の進歩が神の存在の否定を行っているようなものであるから。
聖書に書かれている、生物の起源に関しても地球は数多くの惑星の一つにすぎなかったという事実も。そしてそのような系も、太陽以外にもまだあるということも。
しかし、その先端を走る科学者の9割が神の存在を信じる、カトリックであるということも。
キリスト教の歴史から科学について。ガリレオ裁判に関する内容。
光という絶対的なものに対する姿勢・そして、最大の問題である、神と科学の共存についてまで。
この本から得られることは間違いなく多い。
もし、サイエンスに興味があるならば、ブルーバックスシリーズを読みましょう。
お薦めの本を紹介しておきます。
①科学者はなぜ神を信じるのか
②統計でウソをつく法
③世界を救った日本の薬
【おまけ】数学好きの高校生へ
入試数学伝説の良問100
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