継続することはすごく困難なこと。
だからこそ、試験勉強のため、大学合格のために予備校に通ったり、自分で勉強したりして1年間頑張る人は、尊敬に値する。
嫌になったり逃げだしたくなったり色々な楽な道が他にあるにも拘らず、その道へ突き進み続けられることは素直にかっこいい。
それは子どもであるが故の行動力だと思う。
近頃、フィリピン在住の先生の英会話レッスンを受けているのだが、教育事情を聴いていると教育面に関しては日本は本当に素晴らしい国だと思う。
こんなな幸福な国のはずであり教育に多額の税金を投資しているにも関わらず、世界の大学ランキングや、国民の幸福度などで見てみるとなぜこんなに不幸な国なのかと思うこともある。
それは偏に、国民としての気持ちの持ちようにあるようなきがするのである。
力を注ぐ場所は間違っていると言えると思う。
継続することの大切さを教えながら、興味のあること以外にも強制的に注力させるその様子は、逆に子どもたちから深く継続することを奪っているようにも感じられる。
そんなことよりももっと大人に足りていない力がある。
それは、
「具体」を「抽象」に変える力だと思う。
つまり、「自分のアタマで考える」ということだ。
基本的なことから応用していく力を身につけることが最重要課題であると思う。
今ある科目の中で、数学によって、その練習ができると確信しているので数学を勉強することは重要であると考える。
継続は運にも勝る。
この言葉は、ツイてないよなと言っている人に捧げたい言葉。
そんなものより、自分の継続したという経験、その中で得られたものによって勝つことができるだろう。
一つのことに集中する力。それが大切なのである。
それができるから、あらゆる分野の勉強が可能になっていくのだ。
何か一つに夢中になってみてほしい。
実際に私は高校生活の半分を数学に捧げたと言っても過言ではない。
何か一つ、できるものがあって、だからこそ、次の分野へと歩みを進めることができるのだ。