なぜ僕らは働くのか

なぜ僕らは働くのか

この本はまさに今の時代の子どもたちに読んで欲しい本である。

というか、子育て世代の親自身も理解できているようで、なかなか行動できていないのが現状だと思う。

 

仕事をすること、社会における自分の役割。

今、大きく社会は変わっているのに、私たちの考え方はなかなか追いつかない。

勿論、今までにも社会の変化というものを我々人間は経験してきている。

しかし、今回の変化は、爆発的な変化であり、あらゆる場所で多角的に起こっている。

関わる人間の数も多く、この変化によってたくさんの貧困で悩んでいた国の人々も加わり、大きく経済が動き始めている。

人口数に関してもおそらく今が極大の一部であると考えられるため、まさに、爆発的な変化を遂げるための準備は揃っていたということだ。

 

 

この最中、子どもたちは産業革命時代の教育の延長線上である、ある意味、変化してしているようにも見える教育を受け続けている。

もう、過去のように、皆が同じように働くいわゆる優等生は必要ないのだ。

自身で目の前の道を切り開き、道なき道を進んでいく、そんな時代がやってきているのだ。

 

大人になったら働かなければいけないという当たり前に対して疑問を投げかけること。それが何よりも重要なのだ。

 

今私は自分の好きなことをしている。

毎年何かのチャレンジをすることを決めている。

仕事は私の趣味の一部である。

働いているという感覚もないかもしれない。

一人の大人としてこの社会のために何ができるか。

大人として働くのではなく、大人としてこの社会の中で生きていくために何をするのかということである。

 

私が自分の仲間を選ぶ基準は単純である。

それは、真剣に取り組んでいることがあるかどうかである。

 

何ごとにも努力して欲しい。

努力できる人とできない人はただの性格の問題のように感じる人もいるかもしれない。

しかし、その差は時間が経つごとに大きくなるのだ。

 

いつかこうしたい。

こうなりたいという淡い期待を持つのはやめよう。

今行動に移さなければ一生そうはなれない。

大人は子どもに対して、社会のことをもっとフレキシブルに語ることが必要であると考える。

 

子どもに変わってほしいと思う親自身が変わらないのに子どもにそれを求めてはいけないのである。

自らが模範となり、実行していくこと。

それが重要であると考える。

親の生き様、それこそが彼らに大きな影響を与えるに違いない。

 

社会に出るということは大きな変化かもしれない。

大人はその厳しさを伝える時もあるだろう。

しかし、学生の頃と何も変わりはしない。

その社会の一員として役割を担うという面では、勉強を始めたころから何も変わってはいないのだから。

 

勉強をするということは、社会の一員になるということだと私は考える。