スポーツをしているときに自分がプレーしているところを確認することってありませんか？

今だからこそ簡単に動画撮影ができますが、中学生の頃、ずっとバスケをやっていろときに、ちゃんと言われた通りにやっているんだけどうまくいかない、というスランプの時期がありました。

そんな時に友人のお父さんが一回撮ってあげるから自分で見てみ。と言われて動画で確認したときに衝撃を受けた。

私の口から出てきた言葉は「これ誰？」だった。笑

今の自分を知る

実家の親は基本的に機械オンチなため、ビデオ撮影などもあまりしませんでした。そのため私は自分の全身を遠いところから見るというような経験が少なかったように思う。

そこで気づいたことは、うまくプレーできないだけではなくて、自分が思っているように体を動かすことすらできていないということだった。

自分の意のままに動かすのは簡単ではない。それがたとえ自分の体であっても、だ。この事実を知った時にかなりの衝撃を受けた。

そこから、自分が思っているように体を動かすという練習を始めた。言葉にすると、ババアか！って言われそうだけれども実際に自分の走っている姿を見て、あれ？こんな感じだと思わなかったわ～という経験をしている人もいるのではないだろうか。

これによって思ったように体を動かすことができるようになった。そこからは、上達ペースがかなり速くなったことはいうまでもないだろう。

取るべき行動

それでは、今の自分を知るために何をすればいいのだろうか。

私がかなりこじらせている大人から相談を受けたときにはじめに言うのが、小さな挑戦をすること。

小さな挑戦とは

簡単に達成できる小さな挑戦にトライしてもらうことだ。

数年前に堀江貴文さんが取材の中で、

明日の朝、アイスを食べてみましょう。

と言ったのだ。でも結局、こんな誰でもできることなんだけれども何かしら言い訳をしながら行動できない人が山ほどいる。という感じのことを話していた。

その日の夜、お風呂に入る前に冷凍庫を見るとアイスが無かった。でもとにかく寝る準備をしようと思ってお風呂に入って。さあ寝ようと思ったら、夜中になってふと、アイスの話を思い出した。

別にやらなくてもいいんだけれども、なんだかやらなきゃいけないと思って夜中の2時、コンビニに行ってアイスを買って帰り、そこからすぐに眠ることができた。そして朝、アイスを食べたのだ。

簡単なことすら行動できない人

もちろん、アイスを食べたからといって何かが変わるわけではない。

しかし、気になったことは何でもやる。その行動力が大事なのだ。

堀江さんのおっしゃる通り、そんな簡単なことすらできないでいる人が大勢いるのだ。もっともらしい理由をつけることは簡単だ。

こじらせている大人に対して、こんな簡単で小さな行動すら言い訳をしてできない自分に気づいてもらいたいのだ。普段しないことを行うことがいかに難しいか。逆に普段当たり前のように行っている悪習慣を断ち切るのがいかに困難であるか。その事実にまず気づくところからすべては始まるのだ。

その小さな行動が間違いなく大きなものに変わっていく。

小さな挑戦から得られる成功体験

あれもできたんだからこれもできるでしょ。と次第に大きなことを実践していくためのステップになるのだ。

私は自分のためになって、少額の気になるものはすべて買うようにしている。もったいないかもしれないけれども、あれこれ考えている時間のほうがもったいないのだ。

試してみて無理だったからといって何かが終わるわけではない。失敗したからと言って何も奪われないのだ。

とにかく行動を

自分を小さく変えていくということに楽しくなってくれば簡単に前に進むことができるようになるだろう。

行動した人にしか、成功や喜びは与えられないのだ。